メゾン ジャン・ルソーの70年: 革新と持続可能性のビジョン
マガジン
09.17.24

メゾン ジャン・ルソーの70年: 革新と持続可能性のビジョン

メゾン ジャン・ルソーは70年にわたり、伝統的な職人技と現代的な革新性をシームレスに融合させてきました。

職人的なルーツを守りながら、新しい技術を探求し、クリエイティブな才能とコラボレーションしています。このような取り組みにより、先進的でありながら持続可能性を重視した製品の開発を可能にしています。

素材の革新

メゾン・ジャン・ルソーは自社で小さな皮なめし工場を運営し、7つの異なる技術を習得した12人のスペシャリスト・チームを有しています。これらの職人と染色師は、常に新しい色と仕上げを開発し、テストしています。2021年、独自の素材と成分のブレンドにより防水性を実現し、アリゲーターの時計ベルトに革新的な撥水加工を導入しました。この時計ベルトは、色、質感、形、着け心地を保ちながら、最大60分間の浸水に耐えることができます。

メゾン ジャン・ルソーは高品質な素材を使用し、ひとつひとつの製品の品質を確かなものにするため、常に加工方法の向上に努めています。正確な技術と現代的なテクノロジーを組み合わせることで、業界最高水準を満たす丁寧な仕上げのレザーを提供しています。革新は色や仕上げだけでなく、コルクやICTYOS社から持続可能な方法で調達したサーモンレザーなど、新しい原材料の探求にも及びます。

製品の革新

メゾン ジャン・ルソーは、変化し続ける顧客のニーズに応えるため、時計ベルトや革製品の新モデルを毎年発表しています。これらの製品は、ストラップの交換を容易にする「クイック」バレットや、さらなる快適さをもたらすアンチ・スウェットライニング、耐久性を高めるエッジステッチ仕上げなどの革新的な要素を取り入れています。コレクションには、耐水性の「アトランティス」レザーストラップやプラチナやゴールドの糸を使ったハンドステッチのアイテムから、アルカンターラや織元「澤屋重兵衛」の帯の生地、フランスのセヴェンヌ地方で天然生産されるセリシーヌシルクなどの「100%レザーフリー」な代替レザーまで、最先端のデザインが取り揃えられています。オーダーをいただくたびに、職人たちは創造性と専門技術の限界を押し広げる新たな機会を得ているのです。

プロジェクトの革新と持続可能性

メゾン ジャン・ルソーは、B2B市場であれB2C市場であれ、すべてのプロジェクトにおいて品質を重視しています。技術部門は、時計ベルトからケース、プレースマット、キーホルダーなどの革製品に至るまで、カスタム製品を作るために個々のプロジェクトを念入りに分析します。このアプローチにより、さまざまなニーズに対応し、ユニークで高品質な商品を提供することができるのです。

持続可能性はこのアプローチの鍵となる部分です。社員の安全性を確保しながらスキルを向上させるために、厳格なトレーニング方針が定められています。アトリエで使用されるすべての物質は、産業医学と衛生安全労働条件委員会(CHSCT)の協力のもと、厳密な分析を受けています。

トレーサビリティに関して、メゾン ジャン・ルソーはCITES(ワシントン条約)とREACHの規制を遵守し、動物の飼育と取り扱いの基準に則っています。皮革はFish & Wildlife社の検査を受けており、飼育条件を満たしていることを確認しています。また、メゾンはCTC(フランス皮革技術センター)に参加し、ゴートスキンとカーフスキンの原産地を追跡する予定です。このシステムにより、個々の動物、飼育者、飼育条件を把握し、素材の包括的な履歴を提供することが可能になります。

ブランド・マネージャーのアナイス・ボルディエは、メゾン ジャン・ルソーの今後のビジョンについてこう語ります: 「私たちは、環境への配慮とチームの健康を考慮し、持続可能な方法で職人技を進化させることを約束します。これは、新しい技術を取り入れ、絶えず方法を改善し、創造性を活かして、お客様に卓越したサービスを提供することを意味します。」

創業70周年を迎えるにあたり、私たちは時計製造とレザーグッズの世界で確固たる地位を築き上げた情熱と決意を胸に、未来を見つめています。メゾン ジャン・ルソーの革新と持続可能な発展へのコミットメントは、これからもメゾンのあらゆる行動の指針となり、今日の課題に取り組みながら、メゾンの伝統が受け継がれていくことをお約束します。

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